日本には、緑深い山々が数多く存在します。山の中でのグランピングなら、日中はトレッキングに出掛けてみませんか?今回は、長野県白馬村・北尾根高原にあるグランピング施設「Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA」をご紹介。山々に囲まれた高原でのステイでオススメしたいのはトレッキング体験。散歩気分で楽しめば、森の澄んだ空気があなたの心と体をクリアにしてくれるはずです。
Snow Peak FIELD SUITE HAKUBAとは

引用:https://fieldsuite-hakuba.com/
アウトドアブランド「snow peak」が手掛ける、大自然を味わい尽くせるグランピング施設。標高1,200m、白馬八方尾根スキー場内の「北尾根高原」をグランピングのフィールドとしています。客室のタイプは2種類。ひとつは、スノーピーク特別仕様、約50㎡の広々としたデッキが特徴のテントタイプの客室。もうひとつは1室限定ですが、建築家・隈研吾氏とsnow peakが作り上げたモバイルハウス「住箱」。100㎡のウッドデッキと、洗練された高級感のあるお部屋でのステイが体験できます。どちらも、大自然を感じながらも快適で機能的。お好みに合わせてチョイスしてくださいね。食事は、白馬の山々を望む絶景のロケーションでのコース料理。グランピングといえばBBQが定番ですが、「Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA」では、地元の食材をふんだんに使った絶品料理を堪能できますよ。
森のトレイル
そんな北尾根高原を満喫するためには、トレッキングが欠かせません。本格的な装備を持っていなくても、片道30分程のハイキングコースなので、初心者の方も無理なく歩くことができます。マイナスイオンたっぷりの空気に包まれて歩みを進めていくと、絶景を望める展望台に到着。そこからは、白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)の大パノラマが広がり、山々の雄大さに包まれる体験ができます。絶景をゆっくり眺めながら深呼吸。森の澄んだ空気を身体いっぱいに吸い込めば、細胞のひとつひとつが喜ぶように元気が湧いてきますよ。せっかくなので、地面に落ちた木の実や葉っぱ、立派に大地に張られた木の根や、緑鮮やかな苔など、普段は目に留めないような事もじっくり観察してみてはいかがでしょうか。そこには、自然の神秘や芸術が沢山眠っているかもしれませんよ。
モルゲンロート 山を赤く照らすご来光を見よう
宿泊するからこそ見られるのが、早朝のご来光。山で迎える朝の空気は、昼間よりもぐっと澄み渡り、静かで凛としています。そんな早朝は、「モルゲンロート」を見てみませんか?「モルゲンロート」とは山岳用語のひとつで、「夜明けの頃に、山肌が太陽の光を受けて赤く染まる現象」を意味します。日常ではなかなか目にすることができない幻想的な絶景を、目に焼き付けましょう。朝日で染まった山肌は、ワイルドだけど優しく、私たちを包み込んでくれます。
「歩くって楽しい!」を、改めて感じる
白馬の山々を望む絶景ロケーション。宿泊するからこそ見られる朝焼け。こだわり抜かれたコース料理。全てが贅沢な、これぞTHEグランピング。そんな贅沢な旅でこそ、あえて「歩く」というシンプルな行動に焦点を当ててみました。忙しなく過ごす日常の時間は、いつも急いで歩きがち。ここなら、普段は気に留めなかった自然の匂いや音に五感を研ぎ澄ませることができますよ。山の魅力や自然の尊さを改めて感じてみてくださいね。
<施設情報>
施設名:Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA
住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4487-4
TEL:090-2524-4555(9:00 – 17:00 )
アクセス:<電車>長野駅から無料送迎(要予約)で約60分
<車>安曇野ICから約1時間20分、長野ICから約1時間30分
駐車場:北尾根クワッドリフト(咲花ゲレンデ)前にあり
URL:https://fieldsuite-hakuba.com/