意外と好きな人の多いメキシコ料理ですが、代表的なものはやはりタコス。みんなでワイワイと楽しみながら食べることができるタコスは、グランピングの料理にピッタリ。ということで、今回はグランピングでタコスづくりに挑戦してみましょう。本格的にタコスも皮から作って、具はメキシコ伝統のチリコンカンを作ります。
まずは、タコスの皮・トルティーリャ作りからスタート!日本でタコスの皮を見つけようとおもったら、かなり大きなスーパーマーケットか輸入食材を扱うようなお店に行かないと、なかなか見つけられないかもしれません。それならいっそ、グランピングでは、タコスを皮から作ってしまいましょう。以外と簡単にできるので、ちょっとびっくりしますよ。
タコスの皮の材料
- 薄力粉 400g
- 塩 3つまみほど
- お湯 240ml
- 油 少々
タコスの皮の作り方
- 材料を全部ボウルに入れて、混ぜる。熱いので注意!
- ボウルの材料を手でこねる。
- ボウルの材料が手でまとめられるくらいになったら、30分ほど生地を寝かせる。
- 生地を10等分ぐらいに分ける。
- 分けた生地を丸めたあとに潰して、直径15cmぐらいの円形に薄く伸ばす。
- フライパンを油を入れて熱し、伸ばした生地を焼く。
- 両面が焼けたら、タコスの皮の出来上がり。
これだけです。ちなみに焼き上がったタコスの皮は室温で冷ましたあと、翌日の朝までくらいなら、常温で保存することもできますし、その気になれば冷凍保存もできます。夜にタコスパーティをしたあと、翌朝に残りのタコスにジャムなどをのせて、朝ご飯にするのも良いかもしれません。
ちなみに、メキシコで「トルティーリャ」といえばタコスの皮のことですが、スペインで「トルティーリャ」といえば、オムレツのような卵焼きを意味します。それぞれの国で使い方を間違えると、ちょっとした悲劇になりかねませんので、ご注意ください。
タコスの皮はできた!さて、具はどうする?
とはいえ、タコスの皮だけではなんの料理にもならないのがメキシコ料理。もちろんタコスの具も作りましょう。
メキシコの伝統的なタコスの具である「チリコンカン」を作ります。
チリコンカンの材料
- 豚ひき肉 400g
- 玉ねぎ 中1個
- ピーマン 2個
- 人参 2本
- ミックスビーンズの水煮 1缶(200g)
- カットトマト缶 1缶(200g)
- ワイン(もしあれば。なくても大丈夫) 200ml
- ケチャップ 大さじ4
- 塩コショウ 適当
- 唐辛子パウダー(お好きな方は、ぜひ)
- オリーブオイル
- トルティーリャ(タコスの皮)
作り方
- 玉ねぎ・ピーマン・人参をみじん切りにする。
- 鍋を熱して、オリーブオイルを投入。
- みじん切りした野菜を炒める。
- 野菜に火が通ったら、ひき肉を投入。塩コショウもここで。
- ひき肉にも火が通ったら、カットトマト缶とミックスビーンズを全部投入。ワインももしあればここで投入。
- アクを取りつつ、15分ほどコトコト弱火で煮る。
- ケチャップを投入。味見をしながら塩コショウもここで投入。
- 辛いのがお好きな方は、ここで唐辛子パウダーを投入。量は自己責任で判断しましょう。
- 10分ほど弱火で煮詰めて、出来上がり!!。
辛いのが苦手な方は、唐辛子パウダーなしでも、チリコンカンを楽しむことができますので、ご安心ください。なお、出来上がったチリコンカンはタコスの具にする以外にも、パスタのソースとして使ったり、パンに乗せたりして食べることができます。
チリコンカンの付け合せは、なにがいい?
メキシコのレストランでタコスを注文すると、同じお皿の上にレタスや紫玉ねぎのサラダが付いてくることがあります。そのようなシンプルなサラダを付け合わせにするのも良いでしょう。また、メキシコでは、パイナップルなどのフルーツにレモンを絞って、唐辛子パウダーをかけてたべるのが一般的です。チリコンカンで余った唐辛子パウダーをフルーツにかけてみると、一層メキシカンな気分を味わうことができるのではないでしょうか。