日頃の食生活で野菜不足になりがちな人は、かなり多いのではないでしょうか。そんな人は、グランピングでは、楽しみながら野菜補給に勤しみたいものです。今回はそんなビタミン補給をしたい人のために、フランスの家庭料理のラタトゥイユをご紹介します。いろいろな食べ方ができるので、アウトドアシーンだけでなく日常生活でも是非チャレンジしてください。
ラタトゥイユの作り方
材料(4人分)
- 玉ねぎ 第1個
- 人参 2本
- ナス 中2本
- ズッキーニ 1本
- トマト 中2個
- ワイン(赤でも白でも大丈夫) カップ1杯
- 塩 胡椒
- オリーブオイル
基本的に、野菜は何を入れても大丈夫ですが、夏野菜を中心にしたほうが美味しいでしょう。特に玉ねぎとトマトは外せません。ご存知の方も多いと思いますが、トマトを選ぶときは真っ赤に熟したものを選ぶと一際美味しくなります♪
作り方
- 野菜を全部水洗いする。
- 野菜を切る。玉ねぎは薄切りに、人参は輪切りに、ナスとズッキーニとトマトは大きめのさいの目切りに。
- 大きくて深めの鍋(シチュー用の鍋が理想)に、オリーブオイルを熱する。
- 玉ねぎと人参を炒める。
- 玉ねぎと人参に油がまわったら、ナスとズッキーニとトマトを投入してしばらく炒める。
- ここで白ワインを投入。
- しばらくワインを沸騰させてから、今度は塩コショウを投入。
- そうこうしているうちに、お鍋の中に野菜の水分がでてくるので、そうしたら火を弱めにして、煮物の準備に入る。
- 後は野菜に火が通るまでひたすら弱火で煮る。
- 野菜(特に人参)が柔らかくなったら、出来上がり!!。
ラタトゥユを作っているときに水を加えずワインを加えるとコクが増して大人な味に仕上がります。
ラタトゥイユの楽しみ方は何がある?
もちろん、出来上がったラタトゥイユをそのまま食べても美味しいですが、ラタトゥイユを野菜のトマト煮と考えると、いろいろと他の料理に活用することができます。まず、パスタにソースとしてかけましょう。もちろん、フライパンで肉や魚を塩焼きして、ラタトゥイユをかけても美味しいでしょう。冷凍パイシートを持ってきて、ラタトゥイユをパイの中に入れて焼いても、美味しいパイが焼けます。ラタトゥイユの表面にとろけるチーズをのせて、しばらく加熱すると、美味しいグラタンに変身します。ちなみにフランスでは、ラタトゥイユと白ごはんを混ぜて食べることもあるとか。それにもうひと手間加えて、ラタトゥイユごはんを薄く焼いた卵焼きで包めば、美味しいオムライスの出来上がりです。
ラタトゥイユが絶品カレーに大変身!?
そして、特におすすめしたいラタトゥイユの食べ方、それはなんとカレーに変身させることなのです。ラタトゥイユを鍋に入れてあたためたところに、好きなカレールーを投入すると、野菜のうまみが凝縮された絶品カレーが出来上がります。お肉を入れたい方は、一口大に切ったお肉をスライパンで焼いて、ラタトゥイユに投入します。その後カレールーを加えましょう。ちなみに、このラタトゥイユ変身カレーを白ごはんにかけて食べると、白米の消費量が倍増します。そのため特に食べざかりのお子様がいらっしゃるご家庭では、前もってご飯をかなり多めに炊いておくことをおすすめします。
ラタトゥイユの付け合せは何が良い?
ラタトゥイユが出来上がれば、あとはワインとパン、そして季節のフルーツで、一食分のテーブルが出来上がります。とはいえ、ちょっと手間をかけてデザートを用意したいときには、ぶどうなどを冷凍してシャーベットにしたものをテーブルに出すと、とても爽やかなデザートになります。ちなみに、ラタトゥイユを作るときには白い服を着ないほうが良いでしょう。トマトを白い服につけてしまうと、洗濯の時にかなりの労力が必要になりますからご注意くださいね。