食材選びもレジャーの一つ。グランピングは海辺に施設があることも多く、施設の中で釣り体験ができたり地元の市場で新鮮な魚や貝などの海産物を手に入れられることが多いです。普段見慣れないお魚もあったりしてとてもワクワクしますよね。でも海鮮物は色々種類があって、お肉よりも調理方法が難しそう・・・。
そこで今回は海産物の代表的な食材の調理方法をご紹介します。
まずは火起こし。炭の置き方から見直してみよう!
画像/参考:http://feel-camp.com/2018/02/01/choral-master/
BBQの火起こしで意識してみてほしいのは「スリーゾーンファイア」という炭のセッティング方法です。あまり聞きなれない言葉ですが、バーベキュー時に直火でお肉を焼く際に非常に重要な炭の置き方です。中火を真ん中にし、片側を強火、逆側を弱火に設定します。バーベキューグリルなどに炭を入れる際、強火、中火、弱火の3つのゾーンに分けて配置します。
強火ゾーンの炭の置き方:炭を2段重ねにし、炭と鉄板や網が近い状態を保ちます。
中火ゾーンの炭の置き方:炭を1段にし、炭と鉄板や網の間を少し空けるように配置します。
弱火ゾーンの炭の置き方:弱火ゾーンには炭は置きません。
バーベキューグリル全体が温まっているので、保温ができる状態になっています。
多種多様な「海の幸」海産物を焼いていこう!
海産物と一口に言っても、魚、貝類、甲殻類など様々。その中でもさらに色々な種類があるので調理方法は多岐にわたります。お肉にも色々工夫した調理方法がありますが、海産物の場合は正しく調理しなければ体調を崩したりお腹が痛くなってしまうことも・・・。以下でご紹介する調理方法はあくまでも基本の一例ですので、海鮮BBQの際はお肉BBQよりも少し気を使って楽しくお料理してみてくださいね!
【海老】
画像/参考:https://outdoor-hacker.com/recipe/bbq_recipe/shrimp_recipe/
1.全体を流水でよく洗う
2.皮を剥いてしまうと表面が乾燥しプリプリさが失われてしまうのでそのまま強火ゾーンで短時間で焼き上げる
3.表面の色が変わるまでこんがりと仕上がれば完成
4.塩やレモンでさっぱりと召し上がってください
【鮎】
画像/参考:https://camp-in-japan.com/post-4260/
1.流水でよく洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭く
2.ヒレと尻尾は焦げやすいので特に多めに全体に塩を振りかける
3.中火~強火ゾーンでしっかりと火を通しながら焼き上げて完成
4.塩味がついているので、そのままでもポン酢をかけても美味しいです
【ホタテ】
画像/参考:https://camp-in-japan.com/post-4260/
1.殻ごとタワシでしっかり洗います
2.殻は膨らんでいる方をお皿代わりにして食べたいので、平たい方を先に下にして中火ゾーンで焼いていく
3.少しするとパカッと殻があいてくるのでひっくり返します
4.焼き加減を確かめてバターやお醤油で味付けをしたら完成
【牡蛎】
画像/参考:https://hyakkei.me/articles-235/
1.殻ごとタワシでしっかり洗います
2.殻は膨らんでいる方をお皿代わりにして食べたいので、平たい方を先に下にして中火ゾーンで焼いていく
3.殻が少し開いてきたら、焼き加減を確かめて弱火ゾーンに移しホイルにくるんで全体に火を通す
4.バターやお醤油で味付けをしたら完成
いかがでしたか?普段の家庭コンロでの調理と違って、屋外で海産物を調理する場合は基本的に調理前にしっかりと水で洗い流すことが大切です。
海辺ならではの「海の幸」海鮮BBQも是非楽しんでみてくださいね!