つるりとした食感が嬉しい「茶碗蒸し」。具は何を入れても美味しく食べられてしまうのが嬉しい料理です。今回はグランピングで作る「茶碗蒸し」のレシピをご紹介します。基本のあつあつ茶碗蒸しだけではなく、夏に嬉しいひやひや茶碗蒸しのレシピもご紹介しますので、1年中グランピングで茶碗蒸しが楽しめますよ。
茶碗蒸し 基本の熱々バージョン
材料(4人分)
- エビ 中ぐらいの大きさ10匹ほど
- 三つ葉 少々
- 塩 少々
- 卵 5個
- 出汁 200ml
- みりん 30ml
- しょうゆ 少々
- 塩 少々
- オリーブオイル 少々
作り方
- エビは殻をむいて背わたを取り除く。
- 三つ葉を一口大に切る。
- ボウルに卵を割り、三つ葉と出汁・みりん・しょうゆを入れて混ぜる。
- お茶碗などにエビと三つ葉を入れ、其の上から3の卵液をかける。
- 温めておいた蒸し器の中に、4を入れて5分ほど強火で蒸したあと、火を止めて更に5分間予熱で蒸す。
- 出来上がり!!熱々のうちに食べましょう!!
枝豆あんをかけて、冷たい茶碗蒸しを作る。
冷たい茶碗蒸しを作るには、熱々茶碗蒸しを作ったあとに粗熱を取り、冷蔵庫で2時間ほど冷やすだけです。とはいえ、もっと爽やかな茶碗蒸しを食べたいときには、冷蔵庫で冷やしている間に冷たい枝豆あんを作り、茶碗蒸しにかけてみましょう。
枝豆あん(4人分) 材料
- 茹でた枝豆 (鞘から出したもの)100gくらい
- 出汁 150ml
- みりん 15ml
- しょうゆ 少々
- 片栗粉 10g
- 水 15g
作り方
- 鍋に出汁とみりんとしょうゆを入れて、ひと煮立ちさせる。
- 1に枝豆を加えて3分ほど煮込む
- 2に水でといた片栗粉を加える。
- 火を止めて、粗熱がとれたら、冷蔵庫に1時間ほど入れて冷やす。
この枝豆あんを先にひやしていた茶碗蒸しにかけて食べると、夏でも美味しい茶碗蒸しを楽しむことができます。
うどんを入れて、小田巻き蒸しに
茶碗蒸しに茹でたうどんを加えると「小田巻き蒸し」という料理になります。小田巻き蒸しを作るなら、大きなお皿にどーんと作って、テーブルの上でみんなでシェアすることをおすすめします。具は鶏肉やきのこ類、エビなどの魚介類と何を入れても大丈夫。ちなみに、うどんの代わりにそうめんをいれても美味しいですよ。
卵なしの茶碗蒸しを作るには
茶碗蒸しの必需品は卵。となると、卵アレルギーの方やベジタリアンあるいはベーガンの方は、茶碗蒸しを食べることができなくなってしまいます。そうした場合には、卵を使わない茶碗蒸しを作りましょう。
材料(4人分)
- 成分無調整豆乳 400ml
- 濃い目にとった出汁 10ml
- にがり 15ml
- みりん 10ml
- エビや鶏肉などお好みのもの具 少々
作り方
- 豆乳とにがりを静かに混ぜる。
- 一人分のお茶碗などに具を入れて、1を静かに注ぐ。
- 蒸し器に入れて、5分ほど中火で蒸したあと火を止めて、予熱でもう5分蒸す。
- 出来上がり!!
見た目と味は卵を使った茶碗蒸しと全く変わりません。暖かくしても、冷たくしてもおいしい茶碗蒸し。お料理の時間をゆっくりと得うことができるグランピングで本格的な茶碗蒸しを作るのも良いイベントになることでしょう。とはいえ、茶碗蒸しで使う蒸し器は、調理中かなりの高温になります。やけどしないようにご注意下さい!