タイやベトナムをはじめとする東南アジアの料理が好きな方は、結構多いのではないでしょうか。日本以上に蒸し暑いこうした国々の料理は、日本でも特に夏に食べるのに、ピッタリの料理なのかもしれません。今回はグランピングで「カオガンマイ」に挑戦してみましょう。大きな鶏肉を豪快に使った炊き込みご飯は、大人も子供も大好きな味ですよ。
カオガンマイ

画像/引用https://macaro-ni.jp/43996
材料(4人分)
- 鶏もも肉 2枚(たくさん食べる場合は3枚でもOK)
- 米 600g
- 鶏ガラスープのもと 30g
- 水 700ml
- 酒 60ml
- ごま油 30ml
- 生姜 ひとかけ
- 塩こしょう 少々
- トマト 2個
- きゅうり 1本
(ソース)
- しょうゆ 30g
- 砂糖 10g
- レモン汁 5g
- 豆板醤 5g
作り方
- 鶏もも肉を取り出し、皮の部分をフォークなどでブスブスと刺す。鳥の皮を刺せば刺すほど美味しくなるので、
日頃溜まったストレスを発散させるためにも、思いきり刺しまくりましょう。 - 充分に穴の空いた鶏もも肉の両面に、塩こしょうをしっかりと塗り込んだら、10分ほど室内に放置する。
- 大きめのフライパンにごま油を熱し、米を炒める。
- 米に油が回ったら、米の上に鶏もも肉を置き、そのあと、水とお酒を加えて、フタをする。
- 鶏もも肉と米の入っているフライパンを強火で沸騰させる。
- フライパンが沸騰したら、弱火にして15分ほどことこと調理する。
- 15分起ったらフライパンの火を止めて、10分ほど放置して蒸らす。
- フライパンを蒸らしている間にトマトはくし切りに、きゅうりは斜めの薄切りにして、各自のお皿に飾り付ける。
- しょうゆ・砂糖・レモン汁・豆板醤を混ぜ合わせ、ソースを作っておく。
- 10分たったらフライパンのフタを開けて、鶏肉を別皿に取り置き、ご飯をまんべんなくかき混ぜる。
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。熱いのでやけどに注意しましょう。
- トマトときゅうりを盛り付けたお皿にご飯と鶏肉を盛り付け、9のソースをかける。
- 出来上がり!
鶏肉を乗せてご飯が炊ければ、鍋は何でもOK

画像/引用 https://media.alpen-group.jp/media/detail/outdoor_190808_01.html
カオガンマイは鶏肉の旨味でご飯を食べる料理です。そのため、鶏肉とご飯を一緒に炊くことができるお鍋があれば、簡単に作ることができます。今回はフライパンで作りましたが、もちろんダッチオーブンでも調理できますし、もしも電気製品の揃ったグランピング場だったら、炊飯器を使うこともできます。ちょっとゆっくり時間をかけてご飯を炊くと、鶏肉にも充分に火が通りますので、あまり時間には神経質にならずに、美味しいカオガンマイが楽しめます。ちなみに、カオガンマイにパクチーなどの香草を加えることもありますが、パクチーが苦手な方は、日本の三つ葉を加えても美味しくなりますよ。
スパイシーな野菜の炒めものをつけ合わせに
カオガンマイは手軽で美味しいのですが、この一品だけではあまり野菜を取ることができないのが唯一の欠点ではないでしょうか。そのため、付け合せには季節の野菜のカレー炒めをおすすめします。地元で取れる新鮮な野菜を一口大に切ったあと炒めて、最後にカレー粉を一振りしてみましょう。カオガンマイの上に乗せて食べると、暑い夏でもどんどん食が進むことでしょう。
暑い夏に作るのも簡単なカオガンマイ。夏、グランピング場で作る定番料理にしても良いかもしれませんね♪