暑い夏に食べたくなるのは、やはり暑い地方でよく食べられる食べ物ではないでしょうか。日本中で沖縄料理が人気なのも、ここ数年の真夏の気温の高さが影響しているのかもしれませんね。 沖縄料理の中でも人気の料理の一つが、タコライス。その昔沖縄で「お金に余裕のない若い米兵にもお腹いっぱいになってもらえるような、安くてスピーディーに満腹になれる料理」として考え出されたタコライスは、当時米軍基地でも提供されていたタコスをヒントにしていたこともあり、英語ができない日本人にも「タコ&ライス」の料理が説明しやすかった、という裏話があるそうです。今回はこのタコライスを、グランピングで作るためのレシピをご紹介します。
タコライス

画像/引用 https://snapdish.co/d/zGz1Xa
材料(4人分)
- ご飯(炊いたもの) 600gくらい
- 豚ひき肉(合いびき肉でもOK)500g
- トマト 中2個
- 玉ねぎ 1個
- レタス 100g
- とろけるチーズ お好きなだけ
- オリーブオイル 適量
- 白ワイン(なければ赤ワインでもOK) 200ml
- カレー粉 少々
- ケチャップ 少々
- 塩コショウ 少々
- にんにく 2かけ
作り方
- トマトと玉ねぎはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、玉ねぎ・豚ひき肉を炒める。
- 2に白ワインを入れて少し沸騰させたあとに、塩コショウ・ケチャップを加えて味をととのえる。
- レタスは葉をよく洗って水気をきり、一口大に手でちぎる。
- お皿にご飯を平たく盛り付ける。
- ご飯の上に、炒めたレタス・豚ひき肉・トマトを載せ、最後にとろけるチーズをお好みで乗せる。
- ケチャップを少々上にかける。
- 出来上がり!!
タコライスに加えるものは何が良い?迷ったらコレ!

画像/引用 https://nextweekend.jp/70118/
- シーフード(冷凍のシーフドミックスでもOK)
- サバ缶やツナ缶
- 水切りを充分にした豆腐(お好きな方はテンペでもOK)
タコライスはタコスライスの略称なので、本家本元のタコライスにタコは入っていません。とはいえ、タコなどシーフードが手に入ったら、ひき肉を料理しているときに一緒に加えて少し煮込んでも、美味しく食べる事ができるでしょう。また、缶詰の豆の水煮を加えると一気にボリュームがアップしますし、ひき肉の代わりにサバ缶やツナ缶、そして水をよく切った豆腐を使うと、一味変わったタコライスが楽しめます。辛いものが大好きな方は、チリパウダーか赤唐辛子そのものを加えることをおすすめします。加える量には気をつけて調整してくださいね。
タコライスの盛り付け方を一工夫したらホラこんなにオシャレ

画像/引用 https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-recipes/a48578/gco-2812/
通常、タコライスを食べるときには、平たいお皿にご飯と野菜と肉をのせるのが一般的です。とはいえ、このタコライスは、盛り付け方次第でおしゃれになります!!
まず、タコライス大きなお皿に盛り付けて、テーブルの中央にドーンと置きます。そして、洗ったレタスの葉をたくさん用意します。そして、参加者各自がレタスの葉で好きなだけタコライスを乗せ、それを巻いて食べるという「手巻き寿司方式」なら、食べたあとの洗い物が少なく、一人ひとりが自分の好きなだけタコライスを食べることができるので、グランピングではおすすめの食べ方です。
また、少し盛り付けに手間暇をかけたい方には、グランピングに参加している人と同じ数のメイソンジャーをご用意しましょう。そして、その瓶に、ご飯・ひき肉・レタス・トマトを順番に入れます。瓶を外から見たときに、4つの層にきれいに分かれるようにご飯や具を盛り付けることができれば、見慣れたタコライスが一気におしゃれな食べ物に変身します。
タコライスにピッタリのデザートは?

画像/引用 https://www.mexicoenmicocina.com/polvo-de-chile-piquin/
意外と味の濃いタコライス。食べたあとには、ちょっと口の中をスッキリさせるものが欲しくなります。そんなときには、フルーツを少しアレンジしてデザートにしましょう。一口大に切った季節の果物(夏ならスイカやキューイフルーツ等)にレモン汁をかけて少しおいたあと、チリパウダーを少しかけると、デザートの出来上がり。一口食べるとフルーツの甘さとレモンの酸っぱさ、そしてチリのほんの少しのピリ辛さが一気に体験できるこの食べ方は、実はメキシコでポピュラーなフルーツの食べ方なのです。
少しスパイシーなタコライスをお腹いっぱいに食べて夏の暑さに負けず遊び尽くしてください♪