FOOD

2021.09.06

お茶時間が数倍楽しくなる!大人気のマリトッツォづくりにチャレンジ

最近は 日本でも大人気のイタリアの伝統的なパンであるマリトッツォ。ブリオッシュの甘いパンで生クリームをサンドしたものですが、季節のフルーツを加えて楽しむこともできます。今回は桃を加えたマリトッツォを、グランピング中に作ってみましょう。パン生地を2回発酵させるために作るのに少し時間はかかりますが、一つ一つ手順通りに作ればけして難しくはありません。お茶の時間が、華やかで・美味しくって・楽しい時間になるのでおすすめです!

桃のマリトッツォ

画像/引用 https://www.eatpick.com/articles/view/31283

材料(4人分)

  • 桃 2個
  • 強力粉 150g
  • ドライイースト 5g
  • 塩 3g
  • 卵黄 1個
  • 全卵 1個
  • 牛乳 50ml
  • 無塩バター 40g
  • 生クリーム 200g
  • 砂糖20g

作り方

  1. 牛乳にドライイーストを加えて混ぜる。
  2. ボウルに強力粉・塩・砂糖を入れて混ぜる。
  3. 2に全卵と卵黄を加えて、更に混ぜる。
  4. ボウルから取り出し、清潔な台の上で、よくこねる。
  5. 4に無塩バターを加えて、更にこねる。
  6. 5の生地をボウルに戻して、ラップをかけて、一次発酵させる。
    生地が2倍ぐらいの大きさになるまで2時間位室温に放置しておく。
  7. 生地を取り出してガスを抜いたあとにまるめて、ラップを掛ける。このまま室温で20分くらい放置しておく。
  8. 20分後、再度ガスを抜いた生地に清潔な濡れ布巾をかけて、再度発酵させる(二次発酵といいます)。
    生地の大きさがだいたい1.5倍位になるまで待つ。
  9. 生地が膨らんだら、溶き卵を刷毛で生地に塗る。
  10. 210度に熱したオーブンに入れて40分待つ。
  11. 生地をオーブンで焼いている間に生クリームをつくる。ボウルに生クリームと砂糖を加えてひたすら混ぜる。
  12. 桃の皮をむき、櫛形に切る。
  13. 焼けたパン生地を取り出し、斜めに切込みを入れて、生クリームを挟む。
  14. 生クリームにスライスした桃を貼り付ける。
  15. 出来上がり!!

オーブンがないときは? 野外でもパンは焼ける?

オーブンが設置されているグランピング施設は、まだそれほど多いわけではありません。もちろん、パン窯やピザ窯があるグランピング施設だったら、問題なくマリトッツォのパンを焼くことはできます。もしもピザ窯もパン窯もない施設だったら、ダッチオーブンでパン焼きに挑戦してみましょう!

二次発酵、つまり生地に清潔な濡れ付近をかけて発酵させるときに、パン生地を5等分にしておき、発酵が終わったらダッチオーブンにパン生地を詰め込みます。そしてじっくり中火で30分ほど焼いてみましょう。美味しそうなパンの焼ける香りが漂ってきたら、ダッチオーブンを火からおろして、5分ほど放置します。これでパンが美味しく焼けているはずです。

生クリームをアレンジしてお好みのマリトッツォを

画像/引用 https://www.buonodentro.com/2020/01/27/maritozzi-con-la-panna/

もちろんマリトッツォは生クリームだけを挟んで食べても、充分に美味しいものですが、グランピング中に新鮮な果物が手に入ったら、その果物を加えることも考えてみましょう。ぶどうやオレンジを使うなら、薄皮までむいてからマリトッツォに加えたほうが良いでしょう。また、いちじくを加えても美味しいかもしれません。ただし、スイカのような水分の多い果物は、別に食べたほうが良いでしょう。また、フルーツをそのままマリトッツォに挟むのではなく、ピューレにしたあとで生クリームに加えることもできます。同じ方法で生クリームに抹茶パウダーやココアパウダーを加えてみても、一風変わったマリトッツォを楽しむことができますね。

食べる前には冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ

画像/引用 https://www.princehotels.co.jp/kyoto/plan/mizunone/maritozzo/

マリトッツォは食べる前に冷蔵庫で冷やしておくと、その美味しさが倍増します。そのため、マリトッツォは食べたい日の前日には、作っておきたいところです。ちなみに、フルーツが入っていないマリトッツォなら、冷凍保存することもできます。食べるときには電子レンジなど使わずに、自然解凍させると一層美味しく食べることができますよ。

大人気のマリトッツォがご自宅はもちろん、グランピングでも簡単につくれることが分かることをお分かりいただけましたか?
楽しさが倍増するマリトッツォレシピ、是非お試しください!