画像/引用:札幌手稲キャンプリゾート HORIPPA(ホリッパ)
残暑の気配も少なくなり、過ごしやすくなってくる9月の末にある行事がお月見です。どんなに忙しくても、この夜ばかりは空に浮かぶまんまるお月さまを眺めてしまう人も多いのではないでしょうか。大自然の中にあるグランピング施設では、きっとこの夜のお月見も美しく見えることでしょうね。そう思うと、お月見のためにグランピングをするのも良いアイデアかもしれません。今回は、そんなグランピングでお月見を楽しむためのお菓子として、手軽に作れる月見団子と月餅のレシピをご紹介します。
お手軽月見団子
画像/引用: https://www.photo-ac.com/
本来ならお団子を作るときには、上新粉や白玉粉などを用意したいところ。でも、そういったものがなくても月見団子を作る方法があるのです。
材料(4人分)
- 絹ごし豆腐 200g
- 片栗粉 160g
- 砂糖 30g
作り方
- 絹ごし豆腐と片栗粉をきれいなビニール袋に入れて、手でもんでよく混ぜる。
- 1がよく混じり合ったら、砂糖を加えて、もう少し混ぜる。
- 2をボウルに入れ、手で2を直径2cmくらいの球状に丸めたあと真ん中を軽く潰す。
- 鍋に熱湯を沸かし、3を投入して、10分ほど茹でる。
- 10分後、団子が浮き上がってきたら、鍋から取り出し、ザルに上げる。
- 出来上がり!!
また、茹でてマッシュにしたさつまいもやかぼちゃを50gほど加えて作ると、カラフルなお団子ができますよ。
お月見をするなら、あんこやみたらしも準備を
画像/引用: https://www.photo-ac.com/
月見団子は白くて丸いものですが、実際に食べるとなると、それだけでは味気ないですね。グランピング施設でお月見をするときには、あんこ・きなこ・みたらしを用意しておいたほうが良いでしょう。好きな味のお団子があると、お月見が一層楽しくなりますね。
月見団子を各自お皿にとり、きなこやあんこをたらします。焚き火が近くにあれば、お団子をちょっと炙ってみたらしをからめると、できたてのみたらし団子を楽しむこともできますね。ちなみに、みたらしのレシピと作り方は以下のとおりです。
材料
- しょうゆ 30ml
- 砂糖 30g
- 片栗粉 15g
作り方
- 材料を混ぜて、鍋で熱する。
- 沸騰してきて、とろみがついたら出来上がり!!
月餅
画像/引用: https://www.epochtimes.com/gb/16/9/10/n8284813.htm
もともとお月見の風習は中国から日本に入ってきたもので、中国では中秋節と呼ばれています。その中秋節で中国人が食べるお菓子が、日本でもおなじみの月餅なのです。
材料
- 薄力粉 300g
- ベーキングパウダー 3g
- くるみ油 (なければ普通の植物油でもOK) 70g
- はちみつ 100g
- こしあん 600g
- すりごま 100g
- 卵黄 1個
- 水 100ml
作り方
- こしあんにすりごまを加えて混ぜる。
- 薄力粉・ベーキングパウダー・くるみ油・はちみつをボウルに入れて、手でよく混ぜる。
- 2の生地に粉っぽさがなくなったら、生地を20gくらいの球状に分ける。
- 3を広げて、真ん中に1を入れて包む。
- こしあんを包んだ生地を、平たい円形状にして形を整える。もしも難しければ、四角く成形してもOK。
- 卵黄を水に溶いて、4の表面に塗る。
- 200度くらいに熱したオーブンに6を入れて、10分焼く。
- 生地に焼き色がついたら、オーブンから取り出して、アルミホイルに包み、15分ほど室温で放置する。
- 出来上がり!!できたてはもちろん、翌日に食べても美味しいですよ。
くるみやドライフルーツをあんこに加えてもおいしい
画像/引用: https://www.harpersbazaar.com/tw/culture/lifestyle/g37059785/moon-festival-moon-cake/
こしあんだけでも充分に美味しいのですが、月餅の楽しみの一つはあんこの中にいろいろなものが入っていることではないでしょうか。くるみの実やごま、細かく刻んだ杏や棗などのドライフルーツが、月餅のあんの中には加えられていることが多いですね。月餅を作るときには、手に入るドライフルーツなどもあんこに加えてみましょう。レーズンをあんこに加えるだけで、ちょっと違う味わいを楽しめます。
大きなまんまるのお月さまの光を浴びながら、日本と中国のお菓子をご堪能ください。きっと忘れられない十五夜になることでしょう。