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秋が旬の果物の一つがぶどうです。場所によっては広大なぶどう畑が広がるところも多いヨーロッパでは、秋口にぶどうを使った料理が食卓に並ぶのも当然のこと。今回の記事では、ぶどうを使った料理を2種類ご紹介いたします。ぶどうを使った料理というとお菓子やデザートなどが最初に思い浮びますが、魚介類に合わせると以外な美味しさに出会うことができますよ。気楽に作ることができるものばかりなので、グランピング中にぶどうがたくさん手に入ったときなどに、ぜひお試しください。
サンマの蒲焼缶詰のフリッター ぶどうソース付き
画像/引用https://www.nissui.co.jp/recipe/01022.html
秋の魚といえば、サンマ。もちろん新鮮なサンマを塩焼きにして大根おろしで食べるのも美味しいのですが、たまには趣向を変えて、サンマをフリッターにしてぶどうソースと組み合せてみましょう。今回は、グランピングでも手軽に作れるように、サンマの蒲焼缶詰を使ったレシピをご紹介します。
材料 (4人分)
(サンマのフリッター)
- サンマの蒲焼缶詰 4缶
- 卵 2個
- 小麦粉 100g
- 水 60g
(ぶどうソース)
- ぶどう (お好きなもの。種無しブドウのほうが良いでしょう) 100g
- バター 30g
- 赤ワイン 100ml
- 粒マスタード 15g
作り方
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵白を泡立ててメレンゲを作る。
- 卵黄・小麦粉・水・メレンゲを混ぜ合わせる。
- サンマの蒲焼缶詰を開けて、中身を2にくぐらせる。
- 170度に熱した油で、3をカリッと揚げる。
- ぶどうの皮をむく。細かい作業になりますが、頑張りましょう。
- 小さな鍋にバター・赤ワイン・粒マスタード・皮をむいたぶどうを入れて、ひと煮立ちさせる。
その後味見をして、赤ワインのアルコール分がなくなっていることを確認しましょう。 - お皿に出来上がったサンマのフリッターを置き、その上に、ぶどうソースをかける。
- 出来上がり!!
生のサンマをフリッターにしても
今回はサンマの蒲焼の缶詰を使ったレシピをご紹介しました。もしも、生のサンマが手に入ったら、三枚おろしにしたあとに、一口大に切り、塩コショウしてから、衣をつけて揚げるとおいしいフリッターになります。また、サンマがない場合はアジやサバの切り身を活用してもよいでしょう。なお、メレンゲを作るのが苦手な場合は、パン粉を使った普通のフライにしてぶどうソースをかけても、美味しく食べることができますので、ぜひお試しください。
ぶどうとタコのマリネ
画像/引用 https://recipe.yaoko-net.com/detail/043111.html
続いては、ぶどうとタコを組み合わせたマリネをご紹介します。冷凍やすでに茹でてあるタコの足を使っても、美味しく食べられるマリネです。酸っぱいものが苦手な子供さんでも、ぶどうの甘さのおかげで、美味しく食べることができますよ。
材料(4人分)
- ぶどう 50g
- タコの足 200g
- 玉ねぎ 1個
- カラーピーマン 1個
- レモン汁 50ml
- オリーブオイル 30ml
- 塩・こしょう 少々
作り方
- タコを熱湯で茹でて、足を5mmくらいの輪切りにする。
- 玉ねぎは半分に切り、厚さ3 mmくらいの薄切りにする。
- カラーピーマンは半分に切り、厚さ3 mmくらいの薄切りにする
- ぶどうの皮をむき、半分に切る。
- ボウルにレモン汁・オリーブオイルを入れて混ぜる。
- 3のボウルに切ったタコの足・ぶどう・玉ねぎ・カラーピーマンを加える。
- 塩コショウで味を整えて、10分ほど放置する。
- 出来上がり!!
生のタコは調理前に思い切り叩くこと!!
生のタコが手に入った場合は、茹でる前にすりこぎ棒などで思い切り叩きましょう。叩くほどタコが柔らかくなりマリネのソースの味が染み渡りやすくなります。ちなみにイタリアでは新鮮なタコを捕まえると、海岸にある岩に何度も思い切りタコを叩きつけたあとに、料理に使うそうです。
イカやエビもぶどうと一緒にマリネにするとおいしいおつまみに
画像/引用 https://www.suntory.co.jp/wine/recipe/334.html
実はタコ以外のシーフード、例えば茹でたイカやエビをぶどうとあえても、美味しいマリネができます。その時は少し塩コショウを多めにして、味を濃い目にすると、ワインに合う大人向きのマリネになるでしょう。スモークサーモンとぶどうをマリネにしても、意外な美味しさに出会うことができます。子供さんにはハムを少し加えると、食べやすくなるかもしれませんね。
ぶどうを使ったソースは肉料理と組み合わされることが多いのですが、意外と魚や魚介類ともマッチします。旬のぶどうをたくさん使って、グランピングご飯を楽しみましょう。