FOOD

2021.12.01

自然の中で味わうあったか牡蠣料理3種のレシピ

冬になると美味しくなるのが海産物。特に牡蠣は寒いくらいの季節から美味しくなりますよね。一方、11月ともなると、特にグランピング施設のあるような場所は山間部や海辺など大自然の中が多いので、施設について見たら「意外と寒かった!」なんて経験をする方も多いのではないでしょうか。

そんなこの時期に美味しくなるのが牡蠣。きちんと火を通すといろいろな調理方法で食べることができるので、この時期のアウトドアご飯におすすめの食材の一つです今回は美味しい牡蠣を使った熱々の料理をを3種類ご紹介します。

牡蠣の味噌鍋

画像/引用 https://www.kanawa.co.jp/archives/3495 

まずは、ほっとできる懐かしい味の牡蠣鍋からご紹介します。鍋の締めの卵とじうどんまで、しっかりと牡蠣のエキスを堪能できる一品です。牡蠣さえ手に入れば野菜は何を入れても大丈夫ですが、もしできれば豆腐は入れたほうが良いでしょう。寒い中で食べる温かい豆腐は、本当に美味しいですよ。

材料(4人分)

  • 牡蠣 (むき身になったもの) 300g
  • 白菜 1個
  • 豆腐 2丁
  • 春菊 2株
  • 味噌 60g
  • みりん 15cc
  • 酒(できれば日本酒。なければ白ワイン) 15cc
  • ほんだし 100g
  • 水 200cc
  • すでに茹でたうどん 4人分
  • 卵  2個

作り方

  1. 牡蠣をザルに入れて、塩水で振り洗いした後、水気を切っておく。
  2. 豆腐は大きめの賽の目切りにする。
  3. 白菜は一口大より少し大きめに切る。
  4. 春菊は洗って、やはり一口大より大きめに切る。
  5. 味噌・みりん・酒・ほんだしを小さめのボウルに入れて、よく混ぜる。
  6. 大きめの鍋に、水を入れる。
  7. 6の鍋がグツグツといってきたら、5と白菜を入れて、白菜が柔らかくなるまで中火で煮込む。
  8. 白菜が柔らかくなったら、豆腐と春菊を入れて、5分ほど煮込む。
  9. 最後に牡蠣を入れて蓋をし、10分ほど煮込む。
  10. 出来上がり!!牡蠣と豆腐の中身が熱くなっているので、やけどしないように食べましょう。
  11. 牡蠣等のする具材をほぼ食べ尽くしたら、鍋に残った汁にうどんを投入し、
    その上から溶き卵をかけて、蓋をして1分待つ。
  12. 最後は味噌煮込み卵とじうどんを食べて、牡蠣鍋パーティーを締める。

牡蠣はお鍋の予熱で火を入れると、さらに美味しく
最後に鍋に投入する牡蠣ですが、火が通り過ぎるとその美味しさを堪能することができません。そのため、白菜などを投入する時には鍋がグツグツ行っていたら、牡蠣の投入時には火を止めて、鍋の予熱で牡蠣を調理することをお勧めします。


洋風アレンジ!牡蠣のトマト鍋

画像/引用 http://www.asten.jp/life/shizuokakitchen/1060458.html

洋風に牡蠣を食べたいときには、トマトと合わせるのがおすすめです。小さな子供には、こちらの洋風鍋の方が食べやすいかもしれませんね。この場合の鍋の締めにはスパゲティがおすすめですが、鍋の中の汁が少ないときにはマカロニのようなショートパスタを入れても良いでしょう。

材料(4人分)

  • 牡蠣 (むき身になったもの) 300g
  • 白菜 1個
  • 豆腐 2丁
  • ベーコン 15g
  • トマト缶 (500ml) 1缶
  • 酒(できれば白ワイン) 15cc
  • オリーブオイル 少々
  • 水 200cc
  • スパゲティ 300g

作り方

  1. 牡蠣をザルに入れて、塩水で振り洗いした後、水気を切っておく。
  2. 豆腐は大きめの賽の目切りにする。
  3. 白菜は一口大より少し大きめに切る。
  4. 大きめの鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンを入れて炒める。
  5. ベーコンから油が出たら、白菜を投入して炒める。
  6. 白菜に油が回ったら、トマト缶・水・ワインを鍋に入れて、グツグツするまで中火で煮込む。
  7. 鍋がグツグツいってきたら、豆腐を入れて5分ほど煮込む。
  8. 続いて牡蠣を鍋に投入したら、蓋をして火を止め、10 分ほどそのままの状態で待つ。
  9. 出来上がり!!白菜と牡蠣をどんどん食べましょう。
  10. 具材がなくなり、トマトスープだけが残ったら、少しお湯を加えて、鍋の火を付ける。
  11. 鍋がまたぐつぐつしてきたら、10にスパゲティを投入し、茹で上がるのを待つ。
  12. 牡蠣のエキスを吸ったトマトスパゲティを、鍋の締めに食べる。粉チーズをかけても、もちろんOK。

なお、調理した牡蠣はかなり熱くなっています。食べるときには口の中をやけどしないように、くれぐれもご注意ください。

牡蠣とじゃがいもの素材引き立つ「グラタン」

画像/引用  http://www.recetario-cocina.com/receta/ostras-gratinadas-con-queso/

熱々の牡蠣を楽しむ料理の一つが、グラタンです。今回はシンプルにじゃがいもと合わせてみましょう。

材料(4人分)

  • 牡蠣(むき身) 20個くらい
  • じゃがいも 3個
  • 玉ねぎ 1個
  • ホワイトソースの缶詰 500ml
  • とろけるチーズ 少々
  • バター 少々

作り方

  1. 牡蠣はしっかり水洗いする。
  2. じゃがいもは薄めのいちょう切りにする。
  3. 玉ねぎはみじん切りにする
  4. フライパンにバターを熱し、牡蠣の両面を軽く焼いて取り出す。
  5. 牡蠣を焼いたフライパンに、再度バターを熱し玉ねぎとじゃがいもを炒めて、塩コショウで味をととのえる。
  6. 耐熱容器にバターを塗り、玉ねぎとじゃがいもの炒めものをのせる。
  7. 6の上に焼いた牡蠣をのせて、その上にホワイトソースをかけ、最後にとろけるチーズをのせる。。
  8. 180℃に熱したオーブンに入れて、10分ほど焼く。
  9. グラタンの表面に焦げ目がついてきたら、オーブンから取り出す。
  10. 出来上がり!!

まとめ

この時期に一層美味しくなる牡蠣。そんな牡蠣を味わうために、家族や気の合う仲間と一緒にグランピングに行くのも良いアイデアかもしれませんね。暖かな湯気と一緒に、お腹まで温まってグランピングをお楽しみください。