冬のグランピングの魅力とは、夏とは異なる澄んだ空気や景色を楽しめることではないでしょうか。とは言え、体を動かすアクテビティならともかく、この時期に外でのんびり星空を眺めるような場合には何か暖かな飲み物が欲しくなりますね。
今回は、大人が楽しむことができる温かいアルコールドリンクをご紹介します。冬のグランピングで、焚き火でことこと温めながら楽しむことができる飲み物ばかりです。
寒い夜に楽しむなら、ホットワイン
画像/引用: https://pixabay.com
まずは、温かいアルコールドリンクの定番、ホットワインを手軽に楽しむレシピをご紹介します。
フルーツを加えた飲みやすいホットワインのレシピです。
材料(4人分)
- 赤ワイン 500ml
- オレンジ 1個
- りんご 1個
- シナモン・スティック 2本
- クローブ(丁字)5g
- 生姜 5g
作り方
- りんごを洗って、いちょう切りにする。
- オレンジを洗って皮を向き、実を半分に切る。
- 半分に切ったオレンジに、クローブを突き刺す。
- 生姜を包丁の背などで潰す。
- 鍋に赤ワイン・クローブを突き刺したオレンジ・りんご・シナモンスティック・生姜を入れて、
中火で熱する。 - 鍋が沸騰する直前で火を止めて、30分くらいそのまま放置する。
- 一旦ワインが冷めたら、火を付けて弱火でワインを温める。
- ワインが暖かくなったら、茶こしでこしながら、マグカップにワインを注ぐ。
- 出来上がり!!
スパイスは1種類だけでも大丈夫!
「ホットワインを作りたい」とおもっても、手元にスパイスがなくて諦めざるを得ない人も少なくないかもしれません。そんなときには、フルーツと生姜かシナモンだけでも、美味しいホットワインができるので、ご安心ください。また、シナモンスティックが無い時は粉末のシナモンでもOK。その時は、ワインが沸騰してから、粉末シナモンを加えたほうが香りを楽しむことができるでしょう。
意外な美味しさに出会える、ホットビール
画像/引用:https://www.porchdrinking.com/articles/2018/02/14/polish-hot-beer-grzane-piwo/
「ビールを温めて飲むの?」と驚く方も多いかもしれません。でも、確かにビールの主要生産地となっている国は北に位置していることが多く、冬は厳しい地域が少なくありません。そんな場所なら「冬に暖かなビールを飲みたい」という人がいても不思議ではないかもしれませんね。ビールの本場のドイツやベルギーでは、風邪を引いた人が飲むことも多いというホットビールのレシピをご紹介します。
材料(4人分)
- ビール 500ml
- シナモン スティクなら2本・粉末なら5gくらい
- 生姜 ひとかけ
- 砂糖あるいははちみつ 少々
- りんご ひとかけ
作り方
- ビール・シナモン・生姜を鍋に入れる。
- 鍋を火にかけて、弱火でコトコト煮る。この時、ビールを沸騰させないように注意すること。
- 少し味見して、程よい暖かさになったら火を止めて、砂糖あるいははちみつをお好みで加える。
- マグカップに、茶こしを通してビールを注ぎ、りんごを加える。
- 出来上がり!!
フルーツビールを温めても美味しい
ホットビールを楽しむなら、温めても風味の変わらないエールタイプのビールか黒ビールがおすすめです。一方、日本で見ることが多いラガータイプのビールは温めると苦味が強くでてしまうので、ホットビールで飲むのは難しいかもしれません。また、フルーツ果汁の入ったビールにスパイスを加えて温めて飲むと、意外な美味しさを味わうことができますので、ぜひお楽しみください。
大人のミルクティ、ホットラム・チャイ
画像/引用:https://www.reviewbox.com.mx/te-chai/
サトウキビが原料となったお酒がラムです。夏にはコカコーラと合わせて飲むことも多いラムですが、冬のグランピングではミルクたっぷりのチャイ(スパイスティー)と合わせて飲んでみましょう。
材料(4人分)
- ラム 150ml
- チャイティー用ティーパック 2個
- メープルシロップかはちみつ 少々
- 牛乳(ライスミルクでもOK) 少々
作り方
- 鍋に水を沸かし、チャイティー用ティーパック
(あるいは普通の紅茶のティーパック2個とチャイ用ミックススパイス)を入れて煮出す。 - 煮出したチャイにメープルシロップかはちみつを加える。
- ラムを2に加える。
- 再度沸騰したところで火を止めて、3に牛乳(あるいはライスミルク)を加える。
- 出来上がり!!かなり熱くなっているので、飲むときにはやけどしなようにご注意ください。
ホットラム・ココアもおすすめ
甘いものがお好きな方は、ホットココアにラムを加えても、美味しく飲めますので、ぜひお楽しみください。甘くて飲みやすいので、ラムを入れすぎないように注意し他方が良いでしょう。
冬に温めて楽しむことができるお酒は意外と多いのです。冬のグランピングでは、いろいろなお酒を温めて味わってみると、新しい美味しさに出会うことができるかもしれませんね。大人だけに許された、グランピングでの楽しみを存分に満喫しましょう。