自然の中で思い切り遊ぶことがグランピングの主な目的。そのため、グランピング施設のロケーションとしては、山間部や海のそばなど大自然の中が多くなるのは当然のことと言えるでしょう。しかし、この冬の時期、街から離れた場所にあるグランピング施設の寒さはそうとうなもの。そんな時、食べたくなるものは熱々の鍋料理。寒い外から暖かい場所に入った瞬間にお鍋から暖かな湯気が立ち上っている様子を見ると、幸せな気持ちになりますよね。今回は寒いグランピング施設でも簡単に作れるお鍋料理3種類をご紹介いたします。
味変を楽しむ、水炊きカレー鍋
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2種類の味を一つのお鍋で楽しむことができる鍋料理です。あらかじめご飯を多めに炊いておくことをおすすめします。
材料(4人分)
- 鶏もも肉のぶつ切り 700gくらい
- 豆腐 1丁
- 白菜 ¼ 菜
- えのき 2袋
- 人参 2本
- 日本酒(白ワインでもOK) 200ml
- 水 1リットル
- 醤油 好きなだけ
- レモン汁 好きなだけ
- 鶏ガラスープ 10g
- カレールー 1/2箱
- ご飯 お好きなだけ
作り方
- 豆腐は一口大に切る。
- 白菜・えのき・人参は食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水と日本酒を入れて沸騰させる。
- ここでお米を炊いておく。普通通りの炊き方でOK。
- 3に鶏ガラスープを加えてから、鶏もも肉を入れて、しばらく煮込む。
- 鶏肉に火が通ったら、人参と白菜をそれぞれ半量ずつ加える。
- 人参に火が通ったら、豆腐を加えて鍋に蓋をして5分ほど煮込む。
- 各自が小皿に醤油とレモン汁を混ぜ合わせ、タレを作る。
- レモン醤油だれで、水炊きを食べる。
- 具を殆ど食べたら、残りの人参と白菜を鍋に入れ、同時にカレールーを加える。
- 各自でご飯をお皿に盛り付け、鍋のカレーをご飯の上にかける。
- お鍋の締めにチキンスープたっぷりのカレーを食べる。
締めは絶品チキンカレー がおすすめ!
鶏の水炊きをすると、鍋の中には鶏のエキスがたっぷり染み出した本物のチキンスープが出現します。そのスープをたっぷり使って、絶品チキンカレーを食べようというのが、この水炊きカレー鍋の目的です。ちなみに鍋の締めとしてカレーを作るのは、材料を最後まで使い切ることができるので、特に野外で調理するときにおすすめです。
素材の美味しさを堪能!アヒーリョ鍋
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日本でも有名になったスペイン料理であるアヒーリョ。オリーブオイルで具材を煮る料理です。冬に屋外で遊ぶとなると、体は意外と多くのカロリーを消費するもの。体にエネルギーを取り戻して体温を上げるには油の力に頼ることが必要です。そこで、グランピングで楽しめるアヒーリョ鍋を紹介します。
材料(4人分)
- オリーブオイル 200ml
- にんにく 一かけ
- ミニトマト 100g
- オイルサーディン
- じゃがいも 200g
- 白菜 200g
- 豚肉(薄切り) 300g
- スパゲティ 400g
- しょうゆ 少々
- お酒(白ワインでもOK) 少々
- 塩コショウ 少々
- 唐辛子 2本くらい
作り方
- にんにくは薄切りに切る。
- ミニトマトは洗って水気を切っておく。
- じゃがいもと白菜は一口大に切っておく。
- 豚肉を一口大に切り、しょうゆとお酒を揉み込んで10分くらいおく
- 唐辛子を輪切りにしておく。
- 大きめのフライパンにオリーブオイルを入れる。
- 5のフライパンにじゃがいもと豚肉を入れて火を付ける。
- フライパンがグツグツしてきたら、白菜とオイルサーディンを加える。
- 白菜に火が通ったら、食べ始めましょう!!
- アヒーリョを食べてる最中に、スパゲティを茹でておく。
- 具材を食べ終わったら、フライパンの火を付けて、唐辛子を入れる。
- フライパンに茹で上がったスパゲティを入れて、油と絡め塩コショウで味を調える。
- 鍋の締めにスパゲティ・ペペロンチーノをみんなで食べる。
オリーブオイルと塩はちょっと良いものを!
アヒーリョをお鍋でみんなで食べる場合、少し高めでもオリーブオイルと塩は良いものを使ったほうが、食べたときの満足が一気に高くなります。使いきれなかったオリーブオイルや塩は自宅に持って帰って使うことができるので、遠慮せずに良いものを購入しましょう。
飽きずに食べれる、常夜鍋
画像/引用:https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/recipe/search/recipe.psp.html?CODE=0000000776
常夜鍋の具はほうれん草や白菜と豚肉。すべて冬が旬の食べ物です。あっさりした味で、毎晩でも食べることができる鍋=常夜鍋と名前がつけられたそうです。寒い中でも美味しく食べられるように、少しスープの味を濃い目にしておいたほうが良いでしょう。
材料(4人分)
- 豚肉 しゃぶしゃぶ用 700g
- ほうれん草 2把
- 白菜 ½ 菜
- にんにく 一かけ
- とりがらスープの元 20g
- 日本酒 200ml
- 水 1l
- ごま油 少々
- 醤油 少々
- レモン果汁 少々
- うどん 4玉
作り方
- ほうれん草を軽く茹でて 3等分くらいに切っておく。
- 白菜を一口大に切る。
- お鍋に水・鶏ガラスープ・日本酒・にんにくを入れて煮立たせる。
- 一人ひとりが取皿に醤油・レモン果汁・ごま油を適量入れて、つけダレを作る。
- 豚肉・白菜・ほうれん草を鍋に入れて食べる。
- 具材を食べ終わったら、うどんを入れて、締めに食べる。
ほうれん草は茹で方にご注意を!
常夜鍋の美味しさを左右する要素は、じつはほうれん草にあります。下茹でするときには茹ですぎないように、熱湯に軽く潜らせるくらいのほうが、お鍋に入れたときに、ほうれん草の美味しさを楽しむことができます。
冬のグランピングでご家族や友人たちと楽しむお鍋の時間はきっと記憶に残る良い思い出になることでしょう。